瀬戸旭休日急病診療所

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あいさつ

  皆様、救急医療は重症度により一、二、三次救急に分れているのをご存じでしょうか。 急病にかかられた患者様にとっては、どの重症度に当てはまり、どの医療機関に行けば良 いのか、迷われることと思います。大まかになりますが、一次救急は入院を必要としない、 二次救急は入院を必要とする、三次救急は多くの場合救急車を要請し、一刻も早く治療を 行なわないと命に関わる状態の方々になります。当医師会では、その中でも一次救急(初期救急)を担っております。

 またもう一つ、大切な業務として重症度の判断を行なっております。通常は感冒等の軽い 症状の方を対象にしておりますが、入院が必要で有ると判断した場合は、適切な高次医療 機関に紹介しております。どの医療機関に受診すれば良いか分からなくても、ま ずは瀬戸旭休日急病診療所にご来院下さい。

 患者様方にはご理解頂きたいことが二つ御座います。一つ目は救急車が行き場を失う、 いわゆる「たらい回し」です。原因の一つに高次医療機関に一、二、三次救急全ての患者様が大勢来院され対応仕切れなくなっていることが上げられております。一次救急の患者様を当休日急病診療所で対応し、高次医療機関に少しでも協力していきたいと考えております。

 二つ目は「待ち時間の長さ」です。ご自分の仕事などの都合のみで受診されますと、大勢の患者様を長い時間つらい状況でお待たせしてしまいます。急性期の病気の多くは休養が第一です。仕事を休まず倒れてしまっては元も子も有りません。早めに仕事を切り上げ診療時間内にかかりつけ医へ受診しその日はゆっくりと養生して下さい。

 この地域の救急医療を維持するためには地域の皆様のご協力が不可欠です。 今後ともよろしくお願い申し上げます。